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千葉市の編集プロダクション「かずinc」 (名もなきライターのブログ)

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実録!閉鎖病棟はこうやって精神疾患を治療しているんだョ☆う○こコントロールでメンタルヘルスを保とう

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社会に精神疾患者が増えてきて、これまで病棟で暮らしていた重病人も次々社会に出ていっています。

基本的に精神科の治療は、問診・カウンセリングと投薬で治療しますが、鉄格子のついた閉鎖病棟はどうやって精神疾患を治療しているのでしょうか?
2ヶ月ほど檻のついた病棟に入っていた私がお教えします。
ちなみに私が入っていた病院は公立病院ですので、無茶な治療はしてないと思います。
日常で出来ることですので、ぜひ参考にしてください。

 

■それは「う○このマネジメント」

どうやって治療しているか。
基本的にはEminemが「The Real Slim Shady」のPVで撮影した世界観そのままです。
ダラダラくつろいで、ぞろぞろと並んで口に薬を入れられて、悪さしたらお注射プチューって打たれてグッタリする、みたいな。

www.youtube.com

ですが閉鎖病棟で最も大切なこと。
それはうんこちゃんの管理です。

基本的に薬は食後、ナースステーションに並んでその場で口をあけて飲まされます。
ですがうんこちゃんは当然ですが自己申告。
ナースが帳簿を持ち歩いて、ちゃんとしたか口頭で確認し、メモします。
そして2,3日出ていない人は座薬の刑になります。

座薬をしたら当然ですが催しますよね。
トイレに駆け込んで、排便したら、ちゃんとナースに伝えないといけないのです。
そうすると防護服を着込んだナースが登場して、目視でチェックします。
そしてOKがでたら開放です。また次のうんこちゃんが出たらナースに伝えます。

私はコレを見て、閉鎖病棟のナースなんて楽そうだな~と思っていたのを改めました。
大変すぎます。

そしてこんなことをする理由なんですけど、これは持論なんですが、精神疾患というのは基本的に、脳内物質のバランスが乱れて起こるとされています。
そしてセロトニンなどの脳内物質は主に腸内で生成されますので、うんこのコントロールは脳内物質の管理に役立つのではないかと。

 

■あとは規則正しい生活

あと病院でやっていることは規則正しい生活を身につけることです。
ナースは一人一人の入眠時間もしっかりメモしていて、グラフにつけています。
生活習慣が乱れていると、眠剤が増やされたりしますね。
朝は7時ごろでいいのですが、消灯が早いので早く目が覚めます。

基本的な生活サイクルは以下の通りでした

05:00 起床。ベッド上でゴロゴロか、大広間で漫画を読む
07:30 ラジオ体操。体育館にゾンビのようにぞろぞろ移動して体操する。
07:45 中庭をグルグル回る散歩タイム。
08:00 朝食。食べ終わったら部屋に引っ込む
08:30 朝のお薬に並ぶ
09:00 洗濯
10:00 自由時間
12:00 お昼ごはん
13:00 昼のお薬に並ぶ。
 昼寝時間
15:00 自由時間。
17:00 週に二回、お風呂タイム
19:00 晩御飯
20:00 晩のお薬に並ぶ
20:30 外線をつないでもらって家族と電話
21:00 消灯

こんな感じです。生活リズムは非常に規則正しくなります。

 

■鉄格子→中ぐらいの閉鎖室→大部屋の中の個室→大部屋の大部屋

精神病院に入院するきっかけはさまざまですが、私のいた閉鎖病棟では、まず最初の急性期の患者さんは全員鉄格子の部屋にいれられます。
何もない部屋で、蓋のない洋室便器とトイレットペーパーと水飲み用のコップだけが置いてある部屋です。監視カメラがついています。

 

一時間に一回ぐらい職員さんが部屋に入ってきて意味もなく手すりをふいたりなどして監視されるので、昼寝もできません。結構退屈ですが、急性期は妄想が激しいので私はブルブル震えていました。
他の鉄格子の部屋の患者さんの声が聞こえてくるのでかなりホラーです。

 

鉄格子の部屋で5日ぐらい過ごして落ち着くと、隣の長屋みたいな部屋に移されます。
まだ個室ですが、廊下が共同トイレになっています。
あまりにヒマなので廊下をスーパーマリオみたいにグルグル回っている人がいてこれまたホラーです。
またやっとの思いでトイレに入ると、先客が扉閉めずにいたしてたりしてショックです。

 

そして、ここまできてだいぶ落ち着いたら、今度は大広間の中の個室にいれられます。
ここが結構ハードルが高いのです。
多くの人が自由に行き来していて、エミネムのPVみたいな感じです。
私は人が怖かったので個室にこもって日記を書いたり、持ってきてもらった雑誌の節約レシピをメモしたりして過ごしていました。
何気なくカレンダーをめくると、赤字でびっしりとポエムが書いてあって「ギャー」と叫んだことがあります。

 

そして大部屋の雰囲気に慣れると、大部屋に移されます。
だいたい4人~6人ぐらいで、各ベッドはカーテンで閉めることができますが、声は聞こえます。基本的にカーテンを閉じていたらプライベート空間はそこだけです。

 

みんな手紙書いたり、あとは大部屋で遊びます。
大部屋はテレビがあり、将棋盤やオセロがあります。
やることがないのでみんなでテレビ見て語り合ったり、ゲームしたり、お互いの人生について語ったりします。

 

そして2ヶ月ぐらい過ごしたら、医者との面談があって、退院です。
退院の前に仮退院があって、スタッフと一緒に自分の家に行くというイベントもありました。

 

■うんこのコントロールは大切らしい

病院で何してたかというと、朝起きて洗濯してラジオ体操して、ご飯食べて薬飲んでしゃべって。。。普通の入院生活です。
閉鎖病棟らしいことといえば、このうんこのコントロールぐらいですね。
他の病院はどうかわかりませんが、私が行ってる公立病院では、こうやって治療していました。
メンタルヘルスが気になる方、閉鎖病棟が気になる方は、排便を一度見直してみるといいかもしれません。