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千葉市の編集プロダクション「かずinc」 (名もなきライターのブログ)

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人生は多重奏

心の病

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出典:flickr

 

私のリアルな周囲には精神疾患を持った人が非常に多いのですけれど、彼らに特徴づけられることのひとつとして、とにかく何か人生をストーリーにしていて、それに縛られているということです。

 

たとえば子供時代に親と確執があったこと。
いじめられたこと。
姉が借金を負ったこと。
親が自殺したこと。

 

重度のうつ病の人になると、みな何度も何度も同じことを語るのです。でも、私思うんですけど、人生ってひとつのストーリーじゃないと思うんです。

 

たとえばライターをやっている私ですが、ある一面から見れば、ストレスにまみれて顧客の要望とノルマに苦しみ、社長に暴力を振るわれるつらいつらい職業生活のストーリーも描けますが、ある一面から見れば毎日ヘラヘラしながら気楽にお金を稼いでいる、そういった見方もできるのです。

 

どちらも私であって、それが人生に幅を持たせ、多重の物語にしてくれている。でもうつの人はひとつの物語に縛られています。彼らは何度も何度も同じことを語り、内心はさらに何度もひとつの物語をつむぎ、深い悲しみの中に生きています。精神分析ユングフロイトが流行ったせいでしょうか?

 

物語に生きるのは非常に危険です。こういうトラウマがある、過去の汚名を払拭したい、自分でもやれるんだってことを人生かけて証明したい、そういった一本の物語に生きるのは危ないと思っています。人生はひとつの章にできるほど単純ではなく、漫画でもなく、人によって見方が異なるからです。

 

物事には良い面と悪い面がかならずあると言います。大切なのは物語の延長線上を生きることではなく、ただ今を戦い、物語から解放されることではないでしょうか。そうしたとき、深い悲しみは癒えるのかもしれません。

 

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