千葉市の編集プロダクション「かずinc」 (名もなきライターのブログ)

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メンヘラになって学んだことがひとつある

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今月に入ってから、ブログも長文が増えている。
アクセス数は増えているけれど、それは私が集中力を欠き、体調を崩しているというのもある。
2月の頭から、ほとんど眠れていない。
4時半に起きているので9時には寝たいのだが、12時や2時まで眠れない。
そして4時半起床は絶対なので、むちゃくちゃ体調が悪い。
精神状態も悪い。
月曜日は病院に行き、事情を話し、安定剤と睡眠薬をもらった。
統合失調症には安定剤を出さないというポリシーだと言われたのだが、どうしても不安定さが取れないので出してもらった。

病を愛することは不健全だ。
でも、病から学ぶことも出来ると結城先生が言っていた。

私はメンヘラになって学んだことがひとつある。
それは、人生は物語ではないということ。

私の周囲にいる重度の精神疾患者は、みなひとつの物語に生きている。
リストラされた、夢破れた、レイプされた、いじめられた、親が自殺した、太っていてバカにされた、恋に敗れた、親がエホバ創価だったなど、みんなひとつの挫折の物語だけに生き、何度も何度も物語を繰り返し、語る。そしてその挫折やコンプレックスを払拭しようともがき、苦しむ。
それはそれで、不幸なことだと思う。

でも同時に、物語に生きている限り、救われないのではないかと思う。

現実の私たちは、多重の物語を生きている。
社長にとっては未来の妻、ある時は部下、親にとっては子供、お客さんにとってはライター、ブログの読者にとってはブログ主、ワイワイ騒ぐときにはネット民、ある読者さんにとってはメンヘル仲間、友達にとっては派遣仲間、ハムちゃんにとっては飼い主。

人生には多重の意味があり、それが人生に幅と豊かさを持たせてくれる。
私は、確かに派遣をクビになってライターを始めて、貧困を脱出しようと必死に生きている。でもその物語だけには生きていない。

物語から開放されるとき、深い悲しみは癒えるのだと思う。
社会に伝えたい事などなにもないと思っていたけれど、これだけは伝えたい。

体調がとても悪いけれど、苦しみの中で文章を生み出している。
苦しい時のほうが仕事のクオリティが高い気がするのは、不思議な事だ。
それが文章の本質なのかもしれない。