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千葉市の編集プロダクション「かずinc」 (名もなきライターのブログ)

千葉市にある編集プロダクション「かずinc」の公式ブログです。お問い合わせはnamonakiwriterあっとgmail.comまで。

働き方革命は、ジャスミン革命と同じかもしれないよ

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「コンピューターを覚えて、プログラマーになりたいな」

そんな夢を持ちながら、路上でリアカーを引いて野菜を売っていたチュニジアの青年は、賄賂と暴力と理不尽に耐えかねて、絶望して役所につっこんでいって自分に火をつけた。
彼の抗議の焼身自殺は、ネットを介して人々に火をつけて、怒り狂った民衆はジャスミン革命を起こした。たった2週間で、既得権益は駆逐されてしまった。

ネットと群集(クラウド)の力があれば、革命は起きる。それはジャスミン革命も働き方革命も同じかもしれないよ。

ジャスミン革命はあちこちに飛び火して、中東は次々と民主化していった。
ネットと民衆は勝利したけれど、その後残ったものはなんだったか。

イスラム国みたいなもう手におえないぐらいのテロリスト集団と、命からがら祖国を逃げ出す大量の難民。

働き方革命も同じかもしれないよ。

ネットとクラウドの力で、これまで法人に流れていた仕事が個人に流れ、既得権益を倒せるかもしれないけれど、とんでもないものが生まれて下層ノマドが貧困国へ大量移住、そんな未来が生まれるかもしれない。

大好きな文章を書きながら旅してクラウドソーシングで生きてますってのは、ネットカフェ難民日雇い派遣でネカフェを旅するっていうのと同じかもしれないよ。そのうち住む場所すら失って、セイフティーネットすらひっかからずに、命の危険にさらされるかもしれない。

中東の人たちは、焦りすぎた。アメリカは民主化に300年、日本ですら10年かかったのに、たった数日で民主化してしまった。その後に、どんな社会を生み出すべきか、考えてる暇もなかった。

いま私たちにできることは、どんな社会をつくりたいか、そして自分が何を極められるのか、考えていくことだと思う。

クラウドソーシングでライターをやることは、肉体労働者になるのと同じだよ。社長は港湾労働で20年やってきたけれど、現場長の指導力とフォークの達人だったから、年収が600万円あった。でも使われるだけの人は、サウナで暮らしてたり、死んじゃったりしていた。

私だって、いつだって体で稼げる社長と、障害年金というセイフティーネットがあるからなんとか現状にしがみつけてる。

働き方革命というのは、とても危険なものかもしれないよ。多くの人の命がおびやかされるものかもしれない。

「働き方革命ははじまったばかり」

クラウドワークスの社長の言葉と、the lancerで自由を謳歌する人の話を読んで、私はそんなことを思った。

画像はジャスミンがなかったので、他の花で。

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