千葉市の編集プロダクション「かずinc」 (名もなきライターのブログ)

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こんな優れたライターがいるなら日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思った件をご紹介

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私はライターをやっているわけですが、社会問題を扱うことがあるわけです。

そうなると、ある程度政治的なことにメンションしていく必要があって、非常にデリケートな問題になります。

 

こちらはライターであって活動家ではないので、あまりに過激な言及は避けなければならない。でも、読者に何かを伝えて、訴えかけて行きたいという熱い思いも必要なのではないかと思うのですよね。

 

私が何社かでニュースライター、オピニオンライターをさせてもらってるのは、そうした熱い原動力があるからこそ、文章力等が未熟ながらも、引き合いが今のところあるのではないかと。

 

さて、私は他人様のオピニオンを読むのも好きなのですが、先日、非常に優れた論考を発見しました。シノドスに掲載された、マサキチトセさんというライターの記事です。

 

生活保護クィア マサキチトセ / 貧困をなくすためのクィアの会メンバー

synodos.jp

 

少々長いですが、読み応えがあるのでぜひ読んでみてください。

個人的に、私は病院で知り合ったり障害者センターで知り合ったりした人が大勢いて、生活保護受給者も周りには数多くいます。

だから、生活保護を受ければ貧困問題がすべて解決するとは思えない。生活保護受給者はそれぞれ個別に問題を抱えていて、自殺率も高い。最低限の生活が保証されている反面、何をやったらいいかわからなくて毎日ぼーっとダラダラ暮らしている。果たしてそれで文化的といえるのか。

 

東洋経済オンラインや現代ビジネス、SPA!などの貧困記事は、エンタメとして消費されていて、論考があまりに浅すぎます。

 

ですが、このマサキチトセさんの記事は、非常に優れていて一読の価値があります。

ご本人にこちらの記事も紹介してもらい、コツコツ読み進めています。

 

排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流「LGBT運動」と同性婚推進運動の欺瞞

ja.gimmeaqueereye.org

 

婚姻制度は、日本のイエ型社会を維持するための制度です。

そしてそれに付随して、税金や福祉などの諸制度があります。

ですが、同性を愛してしまうがゆえに、自分のジェンダーがゆらいでいるがゆえにそのイエ制度に入れない人たちは、社会そのものからこぼれおち気味です。

 

いま、高齢者が増えていて、政府はお年寄りを家族と地域で支えるよう、方針を推進しています。高齢者の問題も、家族という諸制度に支えられて、なんとか成立しています。貧困の問題もそうです。ですが、そこからこぼれ落ちた人も、同じ国に住むものとして、誰かが手を差し伸べていかなければならない。

 

非常に優れた論考ですので、ぜひご覧ください。

こんな優秀なライターさんがいるなんて、日本もまだまだ捨てたものではないなと思いました。